前田さん、主婦の私もフリーランスになれますか? | 書評

今まで読んできた起業本と出だしの切り口が違う

本書の出だしは、今まで読んできた起業本と違います。

今までの本は、全体的に技術論でした。
すなわち、仕事のジャンルの見つけ方、集客方法、税金対策などです。
その他の出だしとしては、自分の偉かった経歴をとうとうと述べる例もありました。そんなほとんど役に立たない内容、要らないのにね。また、年金問題や世界情勢を1/4程書いて、なかなか本題に入らない本もありました。

閑話旧題。
本書は、精神論(?)というか、心構えから入ります。

まず、「いやおうなく始まってしまうのは『決める』ということである(P.26)」だそうです。そのために、「原則」を決めましょうとのことでした。
これは、重要なことです。原則を決めておかないと、判断がブレてしまい、目標になかなか到達できなかったり、信用を失うことにつながったりしてしまいます。

「原則」があるものに、宗教があります。僕は無宗教であり、昔、あることで判断を迫られた時(今になってはそれが何だったか忘れてしまいましたが)、自分に判断基準がなかったため、悩み続けたことがありました。宗教を信じていたら教義に従えばよいので、どんなに楽なことだろうと思いました。

また、宗教でなくても、論語等の教えに従う手もあると思います。今度、お札の顔になる渋沢栄一は、論語の教えに従って、功績を残しました。

考えてばかりいないで、すぐに動き始める人が成功をつかむようなことが、大半の本に書いてありますが、原則くらいは決めておいてもいいと思います。

さて、僕は何を原則にしようかな。

オリジナルを見つける15の質問

「オリジナルを見つける15の質問(P.60)」が記されています。

  1. 上司や目上の人、同僚や友達からほめられたことは?
  2. 初めてなのに、何度もやったことがあるかのように苦もなくできたことは?

といった質問が15問並んでいます。
質問を考える手間が省けて便利です。実行すれば、自分についての棚卸ができそうです。

ただ、自分を見つめるには結構エネルギーが必要で、まだ取り組めてはいません。この書評を書き終えたら取り組もうと思います。

また、強い商品を作るための自己チェック(P.91)という質問も、あります。
これは、「自分の強みが生かされているか」といった6つの質問から構成されています。こちらも役立つと思います。

まとめ

心構えから商品の作り方に至るまで、気合いの入った文章から構成されています。
商品を考え出すための有用な質問もあり、実用的です。
金銭関連の記述は、ちょっと弱いので、他の本で補うといいと思います。

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