たのしいロゴづくり | 書評

星4つ

ロゴを作る過程が丁寧に解説されている。買いである。

選定理由

僕はロゴを見るのが好きである。街中にあるロゴを見ているだけでも楽しい。

できれば、自分でロゴを作りたいと常々考えていた。

特に、ブログを運営していると、ちょっとしたロゴが作れればタイトルに使えたり、アクセントに使うことができる。

この本を読むことで、ロゴが作れるようになると考えた

内容概略

本書は、欧文ロゴについて、基本的な技術と文字の形を知り、それを用いて和文ロゴに応用するという流れになっている。

最終章には、実際のロゴ作りの過程が記載されている。

有用度

論理構成がしっかりしている。事例や手順の記載が多くて分かりやすい。著者は、ロゴのみならず、文章的にも伝える技術に長けている。

基本的な技術として、文字をカットすること、違う太さを組み合わせること、エレメントに手を加えることなどが挙げられている。自己流では気が付かない技術も多く、それらの知識が得られて良かった。

欲を言えば、以下の3点について記載が欲しかった。よって、星を一つ減らしている。

  1. 数字の形について
  2. アナログ文字情報をデジタル化する際の手法や注意点について
  3. フォントの商用利用における注意点について

実生活への応用

手書きのラフの図があったので、一通り模写してみた。簡単なデザインから、とても思いつかないようなデザインまであり、いい勉強になった。

フォントやデザインの先端を少し変化させるだけで、ロゴの表情が一変することに驚いた。結局、頭の中だけでデザインすることは不可能で、紙やディスプレイに出力し、細かい点を少しずつ変化させて所望のデザインに仕上げていかなければならないことが解った。時間を要する仕事である。

このブログのロゴやアイキャッチも時間をかけて検討し、そのうち更新したい。

書籍情報

甲谷一:「たのしいロゴづくり」文字の形からの着想と展開、ビー・エヌ・エヌ新社、2012、ISBN978-4-86100-839-9

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