ニードルポイントはちょっと苦手
机の片づけをしていたら、セーラー製のノック式ボールペンが出てきました。
中にはOHTOのP80-07NPという、油性のリフィルが入っていました。P80-07NPは、パーカー互換のリフィルです。
もとは、セーラーの18-0700のようなリフィルが入っていたのでしょう。パーカー互換ということで、近くの文房具屋に行ったらたまたまP80-07NPが売っていたので、買ったような覚えがあります。
しばらくの間、このポールペンを使っていなかったのはなぜか?
それは、P80-07NPがニードルポイントであることです。ニードルポイントは、筆記する時、視野が広がり、書きやすいとされています。
でも、僕にとっては、狙っている位置から、0.1mmくらい下にずれた位置からインクが出てくるような感覚があります。無意識のうちに、先端の形状が似ているシャープペンシルと比較しているからだと思います。
また、P80-07NPで書く場合、筆圧をかなりかけたときの線幅が好きです。しかし、軸の握る部分が細いこともあり、筆圧をかけると指が滑ってしまいます。
いずれも個人的な感覚の問題ですので、P80-07NPに責任はありません。
逆に、P80-07NPの黒の濃さは好きです。
ZEBRAのF-0.7を入れてみた
手持ちの中からP80-07NPの代わりに使えそうなリフィルを探してみると、ZEBRAのF-0.7という油性のリフィルが見つかりました。ただ、そのままでは長さが足りません。
P80-07NPは約96mmです。インターネットでは98.4mmという情報もありますが、実測値はそんなに長くありません。
F-0.7は約89mmです。よって7mmの下駄を履かせる必要があります。
机の上を探してみたら、100円ショップで買った付箋紙を発見。これを巻いて、リフィルの太さに合わせることにしました。
3枚巻くと、リフィルとほぼ同じφ5(直径5mm)になりました。3枚目の付箋紙には、長手の辺と平行に、あらかじめ7mm幅で直線を引いておきました。さらに、一番外側は、テープでとめました。
ハサミで余分なテープを切り、線に従って、カッターでほぼ真ん中を切ると、下駄の完成です。
F-0.7を下駄とともにセーラーの軸に入れたところ、芯が丁度良い長さに出てくれました。ノックも無事に機能しました。なぜか指も滑りませんでした。
ちょっとお気に入りのボールペンができました。何に使おうかな。
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