三連休なので、少し足を伸ばして、佐原に出かけました。
あらかじめ、Wikipediaで伊能忠敬の項を読んでいたので、その足跡を数々の国宝で再確認してきました。
伊能忠敬は、さすがに佐原のヒーローで、銅像が3体もありました。
佐原駅
時刻表を見ないで出かけたら、成田で電車の接続が悪く、1時間も待ってしまったものの、なんとか佐原に到着。

成田線は、思っていたより新しい車両が使われていました。
そうそう、ホームに降りて最初にしたことは、帰りに同じ過ちを繰り返さないように、成田方面の出発時刻を調べることでした。

佐原は0番線がある駅でした。1の文字に比べて0が大きいのは、0番線を強調したいのかな。

伊能忠敬以外のことは下調べを全くしていなかったので、先ずは観光MAPを入手します。幸い、駅舎の中に観光交流センターがあったので、そこで買いました。

20円です。無料で貰うより、これくらいの手頃な値段を払った方が、きちんと活用しようという気になります。
ちなみに、さわらグルメマップは無料です。
MAPやパンフレットと5分くらいにらめっこして、大体の散策ルートと昼食のお店を決めました。
先ずは、佐原(諏訪)公園に行って、伊能忠敬さんの銅像に挨拶することにします。

結構大きな銅像です。忠敬さんは方位磁針で方向を確認していました。
方位磁針を椅子みたいな台座に括り付けて使うんですね。これを運ぶだけでも一苦労です。しかも、測量しながら一日に40kmも進むんですよね。人間業じゃないです。

街中に向かう途中で、山車蔵を発見!
山車を使うお祭りは、関西地方と秩父だけかと思っていたら、佐原でも行われているんですね。
小堀屋本店で黒切りそばを食す

忠敬橋に向かう途中で、昼食のお店に予定していた小堀屋本店を発見!
重伝建地区(重要伝統的建造物群保存地区)の中でも、千葉県有形文化財に指定されている建物です。折角なので、待ってでもここで食べないと。

狙っていたのはこの、黒切りそば(1,050円)でした。
ここで問題です。黒い色を出すための原料は何でしょう?
(1)いかすみ
(2)昆布
(3)黒豆
さて、正解は・・・
(2)の昆布でした。見事正解なさったあなたは、是非、自費で佐原にいらしてください。
黒切りそばをそのまま食べてみたり、わさびを付けて食べてみたり、つゆにつけて食べてみたりしましたが、正直なところ、昆布の味はよく分かりませんでした。ただ、つゆをからめたそばの味は美味しかったです。
伊能忠敬記念館と旧家

忠敬橋の親柱には、象限儀が立てられていました。
この写真を見て、今、気がついたのですが、小野川ってほぼ南北に流れているので、もしかして、この象限儀は北極星を狙っているのかもしれない!
画像編集ソフトを用いて角度を測ってみました。ほぼ45度だったので、残念ながら、北極星狙いではなかったようです。

忠敬橋から見た小野川の風景です。まさに小江戸です。写真の奥が上流です。
ここから向かって右側(左岸)のを通って伊能忠敬記念館に向かいます。

ここが伊能忠敬記念館です。入館料500円。館内撮影禁止です。
この記念館のテーマを一言で言うと、「地球の(子午面の)円周の360分の1が28.2里であることを伊能忠敬が測量によって発見した」ということです。
一里は3.927kmなので、3.927×28.2×360≒39,900kmです。1kmは地球の円周の4万分の1として定められましたから、誤差は約0.25%です。ほぼぴったりです。すごいことだ。
現在、地球の大きさは、インターネットでたちどころに入手できる値です。でも、伊能忠敬はそれを得るために、天文学を学び、自己資金を投入しつつ何年もかかって日本全国を測量し、その値を得ました。
この情熱が2,345点の国宝となり、この記念館に展示されています。Wikipediaで伊能忠敬の項を読んでからここに来ると、理解が深まるのでオススメです。

記念館から小野川に戻ったところで、伊能忠敬の旧宅を発見!
旧宅の前で、菅笠をかぶっている人のいるところは、小江戸さわら舟めぐりの乗舟場になっています。
菅笠をかぶっている地元の人は他に何名かいました。佐原で売っているのでしょうか?入手困難になりつつあるようだから、欲しいんだけど。

旧宅の内部は土間のある日本家屋です。

象限儀や御用旗もありました。

忠敬の2体目の銅像を発見!
やはり旅装束ですね。草鞋を履いています。

旧宅の敷地の中には、小川が流れていました。
敷地内で荷を積み下ろしすることができたんですね。きっと。

家訓書がありました。
第二のうち、「身下の人にても教訓意見あらば急度相用堅く守るべし」は、年下の高橋至時(よしとき)から教えを受けた忠敬の姿勢そのものですね。

舟めぐりの舟には乗りませんでしたが、荷揚げ用の「だし」と呼ばれる石の階段を下りたところから見た光景はこんな感じです。

重伝建地区の北の端には開運橋がありました。親柱の鯉をなでると幸運になるそうなので、なでてきました。ピンボケでごめんなさい。
再び佐原駅

結構インパクトがあったのが、この住所表記。「佐原イ」ですよ。重要伝統的住所として保存されているのでしょうか。

佐原駅に戻ったところ、3体目の忠敬銅像を発見!
銅像の数から、佐原出身のヒーローとして、伊能忠敬が尊敬されていることがよく分かりました。
散歩データ
コース:JR成田線 佐原駅 → 重伝建地区 → JR成田線 佐原駅
距離:5.4km
時間:4h16m

