甲府盆地で3基の電子基準点を発見!

電子基準点「中道」 山梨県
電子基準点「中道」

甲府盆地で車を使える機会を得たので、3ヶ所の電子基準点を回ってきました。

電子基準点「韮崎」

散歩を趣味とする僕にとって、地図は大切なアイテムです。
現在、その地図を作るにあたっては、電子基準点が主要な役割を果たしています。(詳細は知らんけど)

僕は、約10年前につくばの地図と測量の科学館に行ったときに、1度だけ電子基準点を見たことがあります。
当時は、電気基準点の根元にある「基準点」の金属標の存在を知らなかったので、確認することができませんでした。

今回、甲府盆地で車を使える機会を得たので、3ヶ所の電子基準点を確認することにしました。
特に、金属標を確認したいな。

電子基準点「韮崎」
電子基準点「韮崎」

先ず、向かった先は、西にある電子基準点「韮崎」です。

御勅使(みだい)工業団地の中にありました。
御勅使川と言えば、日本有数の扇状地です。その中ほどでしたが、扇状地の中にいるという実感はありませんでした。

肝心の電子基準点は、社有地の中にあって、残念ながら近づけません。当然金属標も見えませんでした。

少々幸先の悪い出だしです。

電子基準点「中道」

電子基準点「中道」
電子基準点「中道」

気を取り直して、次に向かった先は、電子基準点「中道」です。
曽根丘陵公園の第4駐車場の脇に立っていました。
土台のコンクリート上に基準点の金属標が見えます。

基準点名は、2006年2月まで存在していた町、山梨県東八代郡中道町の名残りです。
現在、ここは甲府市です。

基準点
基準点

こちらが基準点です。
No.940048ですので、設置は1994年です。
彫った文字に黒い塗料を埋め込んでいますが、剥げてしまって却って読みにくいです。

管轄は建設省になっています。おじさんの僕にとってはしっくりくる省庁名です。でも、2001年に国土交通省に統合されています。近い将来、国土交通省という名称も変わることでしょう。

GPS観測局NO.940048銘板
GPS観測局NO.940048銘板

こちらが銘板です。省庁名を書かないのは賢いですね。
電話番号が書いてあります。電話をかけて、なにか質問してもいいのかな?

電子基準点「山梨一宮」

電子基準点「山梨一宮」
電子基準点「山梨一宮」

次の電子基準点は「山梨一宮」です。
いちのみや桃の里スポーツ公園の駐車場の脇に立っていました。
電子基準点の後ろはまさに桃畑です。

基準点名に「山梨」が付いているのは、「愛知一宮町」「愛知一宮2」「兵庫一宮」「淡路一宮」と区別するためですね。淡路だけ旧国名が付いているのはなぜでしょう?

GPS観測局NO.960606銘板
GPS観測局NO.960606銘板

「山梨一宮」の銘板はこちらです。
NO.960606ですので、1996年に設置されています。
でも、こちらには、「建設省」の文字が入っています。
国土地理院の住所が入っている点も違います。
錠前の形も違う。
2年の間になにかあったのかな。
電話番号は一緒でした。

付属機器
付属機器

下から付属機器を見上げてみます。
抜けるような青空です。

ドライブデータ

コース:JR東日本中央本線 甲府駅 → 電子基準点「韮崎」 → 電子基準点「中道」 → 電子基準点「山梨一宮」 → JR東日本中央本線 甲府駅
距離:63.2km
時間:3h4m

次のサイトに電子基準点についての詳細な解説があります。
アンテナケーブルに58-A/Uが使われていることや、本体の材質にSUS316Lが使われていることが書かれていて、かなりマニアックです。

「電子基準点」大解剖 [前編]
日本の位置や高さの基準となり、全国に約1,300点、約20km間隔で国土をくまなくカバーする「電子基準点」とは何か、詳しく解説します。

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