自分のピアノの録音は下手に聞こえて当然です

あなたの耳は超一流の演奏を聴きとれるんです

ピアノが結構上手くなってきたと思ったら、録音してみましょう。

ただし、録音する際には、少なくとも一曲通して弾けるようになってからにしてください。さもないと、曲が弾けるようになる前に、練習を挫折してしまうかもしれません。

なぜなら、録音すると、自分がいかに下手かが分かってしまうからです。

あなたは、プロの演奏や歌を聞いて、「これでもプロ?」と思ったことがありませんか?
また、同じ曲を違う人が演奏した時に「こちらの方がいいな」と思うことがありますよね?

自分より、相当上手い人の演奏や歌にコメントできるということは、あなたの耳は自分の演奏より相当高い演奏技術を判断できるということです。

あなたは、CDを聴いて、世界の超一流のピアニストの演奏を知っています。録音では、高級ピアノ、音響効果の優れるスタジオ、周波数特性の良いマイク、低雑音のアンプなど、最高の機器も使われています。そのCDがあなたの判断基準になっています。その判断基準と自分の演奏を比べた結果は、推して知るべしともいえます。

ですので、自分の演奏を録音して、お手本のCDと同じような演奏に聞こえるようでしたら、とんでもなく上手ということになります。

録音を聴いて反省し、技術の向上につなげましょう

僕が演奏を録音して気付いたことはたくさんあります。

特に、和音の響きのひどさ、リズムの不安定さにはがっかりさせられました。

昔、ピアニストがインタビューを受けていて、和音を弾くときには、一本一本の指の力を変えて良い響きを追求するというようなことを言っていました。それを聞いたときは、冗談だと思っていました。でも、実際に録音をしてみると、指の強さを変えないと汚い和音になるということが分かりました。

また、リズムについては、思いを入れてゆっくり弾いたり速く弾いたりしているところが、ことごとく嫌味な演奏に聞こえました。ある程度、一定のリズムで弾いたほうが良さそうです。

暗譜と初見について
暗譜楽譜を見ないで弾くことを暗譜(あんぷ)といいます。僕は、暗譜に苦労したことがありません。僕が譜面を読むのには時間がかかります。また、指も思うように動いてくれません。そのため、時間をかけて何度も練習することになり、弾けるようになるころには...

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