鉛筆画の良い点は、身の回りにある道具を使って、すぐに描き始められるところです。ただ、少しこだわりを持って道具を選ぶと、その分、描き易さと描く楽しさがアップすると思います。
ここでは、僕が使っている道具をご紹介します。
鉛筆(芯ホルダ)
鉛筆画は鉛筆(芯ホルダ)が無いと始まりません。

ユニホルダ MH-500 4B
僕は、三菱鉛筆のユニホルダ(芯ホルダ)MH-500の4Bを使っています。
理由は、黒が比較的濃いこと、消しやすいこと、長さが変わらないこと、コストが安いこと、木を削らないので比較的環境に優しいことなどです。

ユニホルダ
鉛筆画を書き始めたころ、4Bから4Hの間をユニホルダ、その両外側を鉛筆によって、10Bから10Hまで2段階刻みで揃えました。
硬度を満遍なく揃えた理由は、写真のような鉛筆画を描く人が、硬度が異なる20種類以上の鉛筆を使い分けているのをテレビで見たからでした。
でも、H系の黒は薄くて、線としての美しさが感じられず、使うことはほとんどありませんでした。B系の芯については、当初、最も濃い10Bの鉛筆を使ってみたりしました。しかし、芯ホルダの方が木を削らない分だけ気楽に使えましたし、長さが変わらずに描き易いため、次第に鉛筆を使わなくなりました。さらに、4Bを軽い力で使えば薄い黒も出せるので、2BやHBも使わなくなり、結局、今では4Bだけを使っています。
ファーバーカステルの芯ホルダTK9400やパイロットのCROQUISには、6Bのラインナップがあります。でも、ファーバーカステルの替え芯は10本で1,000円であり、ユニホルダの6本250円に比べて2.4倍も高額です。また、CROQUISの芯周りには遊びがあってガタつく上、φ4の芯は太くて削り難いので、やはりユニホルダを使ってしまいます。

芯抜け防止用ストッパ
ユニホルダの芯の最後には、抜け防止用にストッパが付いていて、芯が4cmくらいになると削ったり書いたりする事ができなくなります。それはもったいないので、この部分を折ることによって、できるだけ無駄のないように使っています。
STAEDTLERの8Bの鉛筆とHi-uniの10Bの鉛筆を比較すると、STAEDTLERの8Bの方が黒く見えますが、Hi-uniの10Bの方が綺麗に消せます。

カリスマライン・チャコールペンシルEX.SOFT 731T
本当に黒い黒が欲しければ、株式会社ベステックのカリスマライン・チャコールペンシルEX.SOFT 731Tをオススメします。惚れ惚れするような黒です。ただ、STAEDTLERと同様に完全に消すことができません。濃い黒は、黒鉛のようなグラファイト結晶ではなく、結晶が未発達なため、紙と強力に結合してしまうからなのかもしれません。
なお、0.5mmのシャーペンは使いません。細い一点に力が集中するので、僕には線の起点部分がうまく描けません。また、線が細すぎて、味が感じられません。さらに、鉛筆だと芯の広い面積を紙に押し当てて塗ることで思いのままにグラデーションを付けられるのに対し、シャーペンではハッチングなどでグラデーションを出すことになり、技術的に難しいです。

三菱 POLYCOLOR 36色
色鉛筆については、三菱のPOLYCOLOR36色やファーバーカステルのアルブレヒト・デューラー12色等を持っています。

アルブレヒト・デューラー12色
昔は何枚か色鉛筆画を描いたこともありました。しかし、余程気合いを入れないと描く気になれないので、だんだんと疎遠になり、今では宝の持ち腐れ状態です。
