次の電車は1時間以上先!?
今日は、甲府に行く用事がありました。
僕は、電車賃を抑えるため、普通は鈍行を使っています。
何も考えないで、11:50くらいに高尾駅に着いて、さて、甲府駅に行く一番早い電車は・・・
と、調べてみたところ、12:55発ということでした。1時間以上先じゃん。
ただ、大月駅まで行く電車は12:18にあるようです。
高尾周辺で時間をつぶすしかないかな、と考えていたとき、ふと思いつきました。
上野原駅にストリートピアノがあるじゃん。こんな機会でもないと、弾くことはないだろうな
ということで、12:18の電車に乗り込みました。
上野原駅
12:34に上野原駅に到着。

上野原駅は、崖にある駅です。
目の前に見える水面は桂川。もう少し左に行くと県境で、相模川に名前が変わります。
この桂川が崖を作りました。
その崖から上がってくるために、南口エレベータがあります。上野原駅と書いてある建物の中です。
この2階にストリートピアノがあります。
上野原駅ストリートピアノ

エレベータは、5階、2階、1階の3つの階に停まります。
5階で乗り込み、ピアノのある2階で降りました。

エレベータを出て右側に上野原駅ストリートピアノを発見!
ピアノの後ろによしずが立ててはありますが、日光が当たっていて、ちょっとかわいそうです。
今日は、ものすごく暑いです。
手前の表示を一通り確認し、手指消毒します。
この表示には書いてありませんが、このピアノは根津ピアノです。
噂には聞いていましたが、実物は始めて見ました。
根津ピアノは、東武鉄道の社長等を歴任した、山梨市出身の根津嘉一郎が、昭和の初期に山梨県内の全ての小学校に送ったピアノのことです。
山梨市駅にほど近い、万力公園に根津嘉一郎の銅像が立っています。また、根津嘉一郎の実家は根津記念館となっていて、見学することができます。
ちなみに、根津記念館でも根津ピアノが弾けるようです。
閑話休題

蓋を開けてみると、「KAWAI」の文字が光っていました。
まさに、光っているという感じで、ピアノはピカピカです。
今年は昭和100年であり、昭和初期にピアノが寄贈されたとすると90年以上経っているはずです。でも、新品に近いような状態です。びっくりしました。
音を出してみました。ちょっと重めのキーで、音には深みがあります。周囲は、ガラスで囲まれているため、響きも良いです。
弾く曲は決めていました。
「ラ・カンパネラ」
1年くらい練習していて、ついこの間、暗譜が終わったばかりです。
そんな、やっと弾くことができるような曲のデビューの場として、この上野原駅ピアノは最適です。普通の人は、エレベータで1階から5階に行ってしまうようで、周囲に人はほとんど来ませんでした。
調律もされているようで、音やタッチに違和感はありませんでした。鍵盤にヒビが入っているようなこともありません。本当に大切に扱われています。
ラ・カンパネラは同音の高速打鍵が多くて、音が分かれてくれないようなアプライトピアノもあります。でも、自分の打鍵の速さに対しては、応答してくれました。
調律もされているようで、音やタッチに違和感はありませんでした。鍵盤にヒビが入っているようなこともありません。
ラ・カンパネラは同音の高速打鍵が多くて、音が分かれてくれないようなアプライトピアノもありますが、自分の打鍵の速さに対しては、応答してくれました。
強く弾いてはいけないとの注意書きがありましたので、最後の盛り上がる部分は、なるべく音量を抑えて弾いたつもりです。
あっという間に1曲を弾き終わりました。
暑い日なので、汗がだらだら出てきます。
でも、鍵盤には落としていないですよ。念のため。
その後、2曲ほど弾いてホームに戻ったら、13:00を超えていました。
13:12の大月行きに乗り、甲府に向かいました。
時間調整方法として最適でした。
でも、この時間帯の鈍行は、大月で乗り換えなければいけないのはどうしてでしょうか?
まとめ
上野原駅のストリートピアノは歴史的な経緯を持ったピアノであり、とても大切に扱われています。弾いていてとても感慨深いピアノでした。周囲にあまり人がいないので、すぐ弾くこともできますし、初心者でも緊張しません。ただ、空調が効いていない場所にありますので、気候の良い春や秋に弾きに行かれることをオススメします。
このピアノを寄贈した根津嘉一郎は、美術品も収集していました。
その収集品は、根津美術館にあります。
まだ、行ったことが無いので、今度行ってみようと思います。
実は、こちらのfacebookによると、2025年1月に根津ピアノは普通のアプライトピアノと置き換えられたようです。
どうもピカピカすぎると思った。
根津ピアノを弾くのであれば、根津記念館に行くしかありませんね。
(2025年9月15日追記)

