楽譜の中のペダル記号
先ずは楽譜を見てみましょう。
音符の下に、3文字の英語のような文字記号と、アスタリスク(*)のような記号が出てきました。
英語のような記号は、筆記体で「Ped」と書いてあります。サスティンペダルという右ペダルを踏む指示です。アスタリスクみたいな記号は、サスティンペダルを離す指示です。
サスティンペダルを踏むと音が出続ける理由
サスティンペダルを踏むと、鍵盤を押さえ続けなくても音が出続けます。その理由は次の通りです。
鍵を押すと、弦の振動を抑えるダンパという部品が弦から離れます。次いで、ハンマーという部品が弦をたたきます。こうすると、弦が振動して音が出ます。
鍵を押すのを止めると、ダンパが元に戻って弦の振動を抑えるので、音が止まります。
サスティンペダルを踏むと全鍵のダンパが弦から離れます。よって、振動している弦はそのまま振動し続けるとともに、新たにハンマーで弦をたたくとその弦も振動を始めて複雑なハーモニーが生み出されます。
サスティンペダルを踏むのをやめると全ダンパが元の位置に戻って弦の振動を抑えるので、音が止まります。
今、気づいたんですが、サスティンペダルのサスティン(sustain)って、今、はやりのサステイナビリティ(sustainability、持続可能性)と同じ語源ですね。サスティンペダルは昔から知っていましたが、サステイナビリティがなかなか覚えられなかったので、同じ語源と知っていれば・・・
ちなみに、サスティンペダルはダンパペダルとも呼ばれます。
でも、ダンパペダルと呼ぶことに、僕は若干の違和感を感じます。ダンパを外すのですから、アンダンプド(undamped、非減衰)ペダルなら分かります。まぁ、どうでもいいです。本ブログではサスティンペダルを使います。
サスティンペダルの踏み方
サスティンペダルを使うコツは、鍵を押した直後に踏むことです。
なんて書きましたが、弾いているうちに、そのように踏むようになります。
というのは、例えば、上述の楽譜の通りに、最後の音符を弾く前にペダルを離してしまうと、その箇所から、異質の音楽になってしまいます。プロなら鍵を押さえ続けて楽譜通りに弾けるのかもしれませんが、僕には無理です。そこで、次の小節の初めの音を弾くまでペダルを踏んでいます。次いで、その音を押さえている最中に踏みかえるので、それが癖になり、曲の出だしから、鍵を押した直後にペダルを踏むようになります。
結局、ペダルの踏み方は、耳で聞いて、CDで覚えた曲みたいになったらOKです。

