シミュレーション

電子回路

水晶発振器の原理およびシミュレーション

水晶発振器はLC発振器ということを確認しつつ、周波数変動の小さい理由について考察したいと思います。さらに、水晶発振器のシミュレーションも示します。LC回路インダクタとコンデンサを接続すると、お互いにエネルギーをやり取りして、ある固有周波数で...
電子回路

シュミットトリガ回路をシミュレーションしてみた

チャタリングを防ぐために、シュミットトリガを使うことがあります。本記事では、オペアンプ(コンパレータ)を使ったシュミットトリガ回路をLTspiceでシミュレーションします。シュミットトリガ電子工作をする場合、押しボタンを使うような場面も出て...
高速・高周波

リングオシレータでインバータの遅延時間を求めてみる

インバータの遅延時間を求めるために、リングオシレータを使います。ただ、ディスクリートで作る人はいないかもしれません。自分的には、LTspiceの階層化を試すことが目的です。リングオシレータ周波数を問わず、最も簡単な発振器を作れと言われたら、...
Excel

1.5 bitパイプライン型ADCのExcelによる動作原理シミュレーション

1.5 bitパイプライン型ADC(analog to digital converter、アナログ・デジタル変換器)の動作原理って理解できますか?僕は、頭の中だけでは理解できなかったので、Excelを用いて動作をシミュレーションしてみまし...
電子回路

エミッタフォロワ(コレクタ接地回路)

コレクタ接地回路は、普通、エミッタフォロワと呼ばれます。エミッタ電圧がベース電圧を追随するからです。電圧入力、電圧出力でゲインが1のアンプですが、入力インピーダンスが高いことと、出力インピーダンスが低いことで、使い勝手の良いアンプです。エミ...
電子回路

ベース接地回路はカスコード接続すると周波数特性が向上します

ベース接地回路は、電流入力、電流出力で、ゲインがほぼ1です。エミッタ接地回路とカスコード接続するとエミッタ接地回路の周波数特性を向上させることができます。ベース接地回路の考え方トランジスタのような3端子素子は、一般に、1つ目の端子を接地(共...
電子回路

LTspiceでダイオードのDC解析をしてみよう

Spiceとの出会い大学のとき、授業を適当に聞いていたら、スパイスという言葉が聞こえてきました。回路の授業なのに、料理で使うコショウやシナモンのことを話し出したのかな、おかしいなと思っていたら、後から回路シミュレータのことだと分かりました。...
持論

神経衰弱は先攻と後攻のどちらが有利か?モンテカルロ法で検討してみた

神経衰弱では先攻と後攻のどちらが有利か?突然ですが、あなたが友人と1対1で、神経衰弱をするとします。勝負に勝ちたいとき、先攻を選びますか?それとも後攻を選びますか?先攻の場合、1回目で2枚のカードをめくるとき、ペアができる確率は79/143...
Excel

ΔΣ型ADコンバータ(ADC)のExcelによる動作シミュレーション

ΔΣ型の1bit ADコンバータΔΣ型の1bit ADコンバータ(ADC)は、オーディオ等の分野でよく用いられています。僕は、1bitで諧調豊かな音楽が記録・再生できる原理が分からず、ずっと不思議に思っていました。でも、これは、パルス密度変...