Wacomのペンタブは、定番なので、僕がいまさらレビューするまでもありません。でも、自分の覚書も兼ねて書いておきます。
Wacom Intuos CTL-4100/K0購入の動機
ブログや仕事で、たまに絵を描く必要が出てきます。
ソフトとしてフリーソフトのGIMPを使うことはできます。でも、マウスだと細かいところが描きにくいんですよね。筆圧を変えた表現もできません。
紙に書いてスキャンすることもできます。ただ、スキャンした後に、トリミングしたり、レベル調整したり、画素数を変更したりすると、時間があっという間に過ぎていきます。
そろそろ年貢の納めどきかなと思い、ペンタブを購入することとしました。
製品の選定
買うとなったので、製品の選定を始めました。
メーカは量販店でよく見かけるWacomにすることにしました。
Wacom製品といっても、ペンタブと液タブという2種類があります。
ペンタブは、タブレット(板)をUSBや無線でPCと接続し、PCの画面で進行を確認しながら、ペンでタブレット上に描いていくタイプの製品です。
液タブは、液晶上にセンサがあり、ペンの直下で進行を確認することができる製品です。
僕は、ペンタブを選びました。安いからです。僕は、絵を描くことを生業としていないので、最小限の投資にしたいです。
次にサイズです。スモールとミディアムがあります。
スモールは、200×160×8.8、ミディアムは264×200×8.8です。
これは、店頭で実際に操作してみて、どちらでもいいという感触を得ました。
さらにPCとの接続方法です。BluetoothとUSBがあります。
自分のPCは、Bluetoothに対応していないので、結局、USBポートを使うことになります。製品としてはUSBの方が安いので、USBを選ぶことにしました。
USBの製品は、スモールサイズしかないので、必然的にCTL-4100に決まりました。
梱包状態
梱包サイズは、225×197×36で、重量は490gです。少し大きいカバンなら荷物の脇に入れて帰れます。
開梱すると、ケーブル、スタートアップガイド、保証書、ペンがあり、その下にタブレットが入っています。スタートアップガイドは、「ドライバをダウンロードしてください。その後で登録し、ソフトウェアをお受け取り下さい。」という簡単なものでした。
購入特典ソフトウェアとして、CLIP STUDIO PAINT DEBUTを選びました。
長所
まず、PCの画面を見て描くことになるので、机上に紙を置いて描く場合に比べて、イーゼルを使うときのような角度から見ることになるので、パースの影響が少なくなりそうです。
次に、タブレットとペンの間には適当な摩擦があり、描きやすいことは確かです。このこと一つでもノウハウのかたまりなのでしょう。
ペンは、バッテリーレスなので、軽いです。重たい筆記具は嫌いなので、ありがたいことです。
また、4096レベルの筆圧が扱えます。
ちなみに、PAINT DEBUTで筆圧検知レベルの調整をしてみると、筆圧を強めにかけたにもかからわず、筆圧範囲の3/4程度しか使っていないようでした。自分は結構筆圧が高いと思っていたましたが、世の中にはもっと筆圧の高い人がいるようです。
短所
僕が普段使いにしているマシンは、ネットワークにつないでいないWindows Vista PCです。Vistaマシンにはドライバがインストールできないことは最も辛いです。
また、短所というより、慣れの問題ではありますが、狙った角度に線が引けません。やはり、手元を見ないで描くには、訓練を積まないといけなさそうです。
その他の感想
スモールサイズで十分な大きさでした。それでも、長い線を描くと曲がってしまいます。
ミディアムだと、机上の専有面積も大きくなってしまい、キーボードと置き場所の兼ね合いに悩むところでした。
ペンに2つ、タブレットに4つのボタンがあります。これらについては、まだ、デフォルトのままにしてありますが、よく使う機能がそのうち定まってくると思われるので、その際に順次割り当てて行こうと思っています。
線を引き直すことが多いので、先ずはCtrl-Zを割り付けることになるのかな。
まとめ
Wacom Intuos CTL-4100/K0を買って満足しています。
でも、絵を描く機会が増えると、だんだん液タブも欲しくなるのかなぁ。
とりあえず、購入特典ソフトウェアのCLIP STUDIO PAINT DEBUTは、機能に制限が多すぎるので、正式に購入することになりそうです。
コメント