僕はいつもコンパスを持ち歩いています
コンパスを持ち歩くと便利です。太陽の見えない曇りの日に、初めて使用する地下鉄の駅から出てくるときなど、向かうべき方角がすぐに分かります。
そのため、僕はカバン中にコンパスを入れ、毎日持ち歩いています。
山歩き用のコンパス
コンパスは、シルバコンパスのような山歩き用のコンパスが使いやすいと思います。
山歩き用のコンパスには回転ベゼルが付いていて、これと地図を使うと進行方向を簡単に決めることができます。また、見えている山や建物を同定することもできます。
さらに、クロスベアリングという方法を用いると、2つ以上のランドマークから自分の位置を求めることができます。
ここでは使い方について説明することはしません。コンパスの使い方でググれば、沢山の解説サイトがヒットしますので、興味のある方はそちらにどうぞ。
ミラーコンパスへの憧れ
コンパスの中には、ミラーが付いているモデルがあります。ミラーが付いていると、目標物とコンパスの指針を同時に見ることができるので、角度を正確に読むことができるとされています。
だいたい、男性は、このような正確性に憧れるんですよね。
僕も、10年くらい前からミラーコンパスが欲しいと思っていました。
コンパスのメーカについてはシルバしか知りませんでした。
学生時代に山登りの好きな先輩がいて、道具を買いに行った時、「これがいいよ」と薦められ、言われるがままに購入したのがシルバのオイルコンパスでした。それがこれです。
なので、ミラーコンパスについてもシルバコンパスしか頭にありませんでした。でも、シルバのミラーコンパスは、いつ入荷されるか分からない状態が常なんですよね。
そこで、見つけたのがSUUNTOというメーカでした。今でこそ、自分の中ではメジャーなメーカですが、数年前には知りませんでした。そのSUUNTOというメーカがMC-2というミラーコンパスを出していることを知りました。更に、MC-2には傾斜計が付いているとのことでした。地層にも興味があった僕にとっては、地層の傾斜角を測る可能性にも心が躍って、是非手に入れたいと思いました。
SUUNTO MC-2 GLOBALをゲット!
インターネットで調べると、秋葉原のヨドバシカメラで売っているらしいということが分かりました。
出かけて行って、普通のコンパス売り場を詳細に見てみましたが見つかりません。店員さんに尋ねてみると、宝飾品売り場にあるとのこと。そちらに行ってみましたが、自分で見つけることはできませんでした。
再度、店員の方に尋ねてみると、奥から探し出して持ってきてくれました。
宝飾品売り場に売られているだけあって、光り輝き、高級感がありました。Made in Finlandで、持つだけで満足できる一品です。
いかにも最近の出来事のように書いていますが、実際に購入したのは数年前のことです。
部屋の片付けの最中に、たまたま目についたので、記事にしています。ごめんなさい。
ミラーコンパスは必ずしも正確な方角が読み取れません
購入当時、部屋の中で、ミラーを使って方角を測ってみました。でも、どうやら正確に読み取れませんでした。普通のオイルコンパスを使った方が、より正確に測れるような感じさえします。
コンパスを良く見ると、針と目盛り板の間に1.5mmくらいの隙間があります。また、鏡に写った像が、必ずしも真上から見えているわけでもありません。このため、1~2度程度の読みとり誤差が生じることが判りました。ただし、慣れた人が使えば高精度に読むことができるのかもしれません。
結局あまり使っていません
MC-2は75gで、比較的重たいこともあり、持ち歩く気になりません。宝飾品のように綺麗なので、下手に持って出て、壊したり、紛失したくもありません。
そもそも、僕は、街歩きはしますが、山登りはほとんどしないのです。したがって、クロスベアリングする状況にもなりません。地層への情熱も冷めつつあります。結局、ミラーコンパスをあまり使っていません。
正確性を求めるならNo.54ですね
正確な方位角を求めたいのであれば、シルバのNo.54のようなサイティングコンパス(覗いて数値を読み取る方式)が一番だと思います。これを欲しいことは欲しいです。でも、買ったとしてもMC-2と同様に使う機会はほとんどないことでしょう。僕にとっては、いわゆる、手に入れてしまえば満足してしまう部類の商品です。
今になって魅力が分かり始めました
ミラー付きコンパスを所有してから使う機会はほとんどなく、僕にとっては昔から持っているオイルコンパスで十分でした。
でも、この記事を書くにあたって、もう一度、使用説明書を読んでみたら、偏角補正機能の使い方が初めて理解できて、優れ物であることが分かりました。見上げた角度も測定できるので、東京スカイツリーなどの高さも測れそうです。畜光性能もなかなかのものです。
改めて使ってみようかな。
コメント