綿棒を一本ずつ取り出すために、200本入りのケースのフタに穴を開けてみました。
はじめに
耳掃除や塗り薬の塗布の際に、綿棒を使うことがあると思います。
このとき、使わない綿棒に触れることなく、一本ずつ取り出したくないですか?
僕は潔癖症なのか、指先が他の綿棒に触れてしまうと、それが不潔に見えて仕方がありません。
かといって、個包装はSDGs的に望ましくありません。破れた包装フィルムは、いつの日か、ウミガメがクラゲと間違えて食べてしまうかもしれません。
では、どうしますか?
ケースのフタに穴を開ければ万事解決なのではないでしょうか?
ケースの加工

200本入りの綿棒
200本入りの綿棒を買ってきました。
よく見かけるパッケージケースです。
このフタに穴を開けることにします。

ENGINEER DK-20とHOZANプラスNo.2
ドリルを持っていないので、プラスドライバで穴開けすることにしました。
左はENGINEERのDK-20という精密プラスドライバーセットで、右はHOZANのプラスNo.2ドライバです。細い順に使います。プラスNo.2ドライバの軸の直径はφ5です。
余談ですが、プラスドライバのことを英語では、Phillipsと言うらしいです。大学の時に得意げに話している先生がいたことを思い出しました。
開けた穴の周囲にはバリが出たので、カッターを使って取りました。
でも、綿棒の綿が引っかかって、毛羽立ちます。

フタに開けた穴
そこで、手近にあった600番の耐水ペーパで滑らかにしました。
穴径はφ5.5になり、綿棒も引っかからなくなりました。

一本取り出してみた様子
こちらが完成形です。
新品の状態では出てこなかったので、20本ほど間引いたところ、出てくるようになりました。
間引く際は、ピンセットを使うなどして、他の綿棒に触れないように気をつけました。そこが一番大変でした(笑)
まとめ
ちょっとしたコツが必要ですが、思ったよりスムーズに出てきます。
ただ、残り少なくなったときに、出てくるかが心配です。
爪楊枝を一本ずつ取り出す機構は、あちらこちらで見かけます。でも、綿棒を一本ずつ取り出す事例はあまり見当たりません。どうしてでしょうか?
ここで紹介した事例は実質0円です。ご興味があればお試しください。
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