気付いたら、左の下唇に粘液嚢胞と思われるしこりがありました。口の外から強くつまみ、潰すように揉んだら消滅しました。
ただ、あなたに同様の症状がある場合、同様の対応をオススメはしません。僕は医師の診断を受けていないので、症状が本当に粘液嚢胞だったかは不明ですし、あなたの症状がさらに悪化しても僕には責任が取れないからです。
「そんなこともあるのかな」程度くらいにお読みください。
気付いたら下唇にしこりがあった
会社の食堂で昼食を食べてから自席に戻る途中で口の中の異変に気付きました。
左の下唇からやや下の内側に1cmくらいのしこりがあります。ちょっとドキッとしました。
食事の最中には全く気になりませんでした。いつ頃からあるんだろう。
思い返してみると、数日前に同じところを噛んだ覚えがあります。少し腫れていたのかもしれません。でも、しこりには気づきませんでした。
また、2、3日前には歯科にかかりました。その時も何も気づきませんでしたし、何の指摘もされませんでした。
おそらく、ここ1、2日の間に腫れてきたようです。そう思うと、少しホッとしました。
粘液嚢胞らしい
「しこり」「下唇」「痛くない」といったキーワードで検索したところ、どうやら粘液嚢胞であることがわかりました。
粘液嚢胞は、唾液腺の出口が詰まることで、唾液が溜まってできます。きっと、口の中を噛んだ時に、唾液腺の出口を塞いだのだと思います。
容易に破れるようなケースもあるようです。ただ、僕の場合は、深いところにあるようで、簡単には破れませんでした。
嚢胞の治療方法として、周囲の唾液腺と共に摘出する手術が一般的なようです。口腔外科、耳鼻咽喉科、歯科などで施術していただけるようです。
でも、通院は手間ですし、切ったり縫ったりするのはあまり嬉しくありません。
マッサージしてみようと思った
粘液嚢胞は、唾液の出口が塞がれていることが原因です。
マッサージをしたら血液に再吸収されないでしょうか?
また、マッサージの最中に塞がっていた出口が開かないでしょうか?
そう思って、口の外から軽くマッサージしてみました。
でも、症状に変わりはありませんでした。
そこで、もっと力を入れることにしました。つまり、口の外から強くつまみ、葡萄を潰すような要領で揉んでみました。
おできをつぶそうとして失敗すると、とんでもない痛みが跳ね返ってきます。でも、粘液嚢胞は全然痛くありませんでした。
十数秒くらい揉み続けて手を放してみると、消滅していました。ちょっと拍子抜けでした。
その後の経過
それから3日くらい経ちますが、再発はしていません。塞がっていた唾液の出口が開いたのでしょう。
でも不思議ですね。下唇に唾液の出口って、あるんですか?あなたは見たことがありますか?
そこで、下唇を裏返してティッシュで唾液を拭き取り、鏡で見続けてみました。
そうすると、2mm間隔くらいで唾液がじわじわと湧き出してくるのが見えました。何十年も生きてきて、唾液が出てくる様子を初めて確認しました。観察って、面白いし、大切ですね。
まとめ
無謀にも、粘液嚢胞を押しつぶしてみたら、消滅しました。
ただ、繰り返しますが、この対処法をオススメはしません。悪化する可能性があります。
ぜひ、病院に行って診断と治療をしていただいてください。
唾液が分泌される様子を観察するのはおススメです。
追記(2022/08/06):その後、ひと月の間に、2、3回再発しています。手術しないとダメかなぁ。
コメント