親指のしびれの発生原因は背中の特定部位を刺激し過ぎたこと?

概要

左手、特に左の親指がしびれるようになりました。

病院に行きましたが、診断がつきませんでした。

それから2ヶ月ほどして、しびれの症状が軽減しました。

振り返ってみると、このしびれは、自作のフォームローラを使って背中の特定部位を刺激し過ぎたことによって発生したのではないかと思います。

症状

今年の4月の初めの頃から、手がしびれるようになりました。

左肩から腕の側面を通り、左手親指の外側側面がしびれます。その際、肩や腕は、何かが詰まっているような感じがします。

日に10回くらいしびれが発生し、1、2分くらいで、ほぼ治まります。

睡眠中は気になりません。椅子に座って、膝に肘をついてスマホを見るような格好をしているときに症状がよく現れました。

4月の2週目くらいから、親指のしびれが常に残るようになってきてしまいました。

脳や神経に異常があると嫌だし、血栓などがあるのであれば、早く取り除きたかったので、病院に行くことにしました。

診察内容

行った病院には、脳神経外科と整形外科がありました。

受付で、「どちらの科にかかりますか?」と尋ねられ、先ずは、緊急度を要する脳神経外科をお願いしました。

脳神経外科では、頭と頸のMRI検査を受け、即日診断をしていただきましたが、特に異常はないとのことでした。このMRI検査を受けたときの様子は、既にこちらに書きました。

その後、2週間くらい経ちましたが、依然としてしびれが治らないので、整形外科に行って、診断を受けることにしました。

整形外科では、先ず、先日のMRIの画像を確認しました。
神経は、運動神経、知覚神経、自律神経があるそうです。そのうち、しびれを感じるのは知覚神経であり、頚椎の5番6番あたりから出ているとのことでした。ところが、これらの骨には異常が無いように見えるとのことでした。

その後、握力を測ったり、ゴムのトンカチで肘を軽く叩かれたりしました。

僕は、整形外科にかかる前の2週間のうちに思いだした、「しびれが発症する前の日あたりに、肩こりがひどい日があり、自作のフォームローラで肩や背中を刺激した」ということを伝えました。
しかし、先生は、そのことにはあまり関心を示しませんでした。そして、「異常はなさそうです。あなたは、この病院から随分遠い所に住んでいますね。もし、これからも症状が続くようでしたら、家の近くの整形外科に行かれたらいかがですか?」と言いました。平たく言えば、穏やかな受診の拒否です。

僕は、しびれの原因が深刻でないことに一安心できたので、おとなしく引きさがることにしました。

自分で少し調べてみた

形成外科でなんともないと言われてしばらくしても、しびれの状況はあまり変わりませんでした。

そんなある日、やはりひどい肩こりになってしまいました。家族に頼んで、湿布を貼ってもらおうとしているとき、背中のある一点を押すと、左手に、発症時と同様のしびれが発生することが分かりました。

押すと手にしびれを感じる背中のポイント

押すと手にしびれを感じる背中のポイント

図の印のあたりです。

整形外科の先生に伝えた、「しびれが発生する前の日あたりに、フォームローラで肩や背中を刺激した」際に、このポイントを強く刺激しすぎてしまったのかもしれません。

少し、糸口がつかめましたので、原因を探るため、神経系統を調べることにしました。

神経の支配領域

神経の支配領域

まず、神経の支配領域を調べました。図は、「手のひら」側です。

自分のしびれている状況と照らし合わせると、橈骨神経(とうこつしんけい)の支配領域のようです。

「手の甲」側における橈骨神経の支配領域は、親指から薬指の第1関節くらいまででした(図を描くのが大変だったので、省略しました)

次に橈骨神経のルートを調べると、既出の背中の図に示すように、頸椎から肩甲骨を通ってわきの下近くを通り、肘から下は体の側面を通っているように描かれていました。

僕の場合、肘から下は、ほぼ図の通りにしびれを感じましたが、上腕部については、脇の下ほど深くはなく、体の側面の表面に近い部分にしびれを感じました。

頸椎から出てくる神経

頸椎から出てくる神経

最後に頸椎から出てくる神経の様子を調べました。

この領域の神経って複雑ですね。発生段階で、どのように結合・分岐するのか不思議です。始め全部くっついていて、部分的に死んでいくアポトーシスによるものでしょうか?

頸の骨は7つのはずなのに、C8(Cervical: 頸部)という神経があることも不思議です。命名の疑問はともかく、C8は、第7頸椎(C7)と第1胸椎(T1、Thoracic: 胸部)との間から出ている神経らしいです。

さて、着目している橈骨神経は、大雑把に言って、C5、C6、C8からの神経が結合・分岐して発生しているようです。橈骨神経と同様に指を支配する正中神経や尺骨神経も同じようなところから分岐しています。

注目すべき点は、C8から下の方に枝分かれしている神経があることです。行き先はよくわかりませんが、印のところに伸びていて、刺激を与えると親指にしびれが発生するという仕組みになっているのかもしれません。きっとそうだ。

まとめ

ちょっと調べただけで、神経系が複雑であることがわかりました。これだけ複雑だったら、原因と症状の関連が分からない事例は沢山ありそうです。つまり、患部から離れたところにツボやトリガポイントがあってもおかしくはないです。

僕のしびれは、2ヶ月くらい経過したところで、ほとんど感じなくなりました。フォームローラを使ったことが必ずしも原因ではないと思いますが、過度に刺激を与えることは、しない方がよさそうです。

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